ヤマノススメ ここなちゃんです。


ヤマノススメ ここなちゃんです。




ヤマノススメ ここなちゃんです。

大事な事なので3回

ヤマノススメは

女子高生のゆるふわな山登りを題材にしたショートアニメで いわゆる萌えアニメの一つです。

しかし、その [ゆるさ] が気に入らないという変わった人も居るようで、
WEB日記でしょっちゅう文句を言ってる人も居ます。

そういう人は一人雪山にでも篭って、好きな現実苦を味わっていればいいと思います。



さて、・・・

ヤマノフモトで暮らしているふみえーは、特に山登りには興味は無いのですが (ガビン)

作品で描かれる風景や山、川といった自然描写の美しさに加えて、
さわやかに描かれる女の子達に、興味があります。

絵描きのはしくれとして、非常にフェチ心をくすぐるコツのある絵だと思うのです。



最初はわきの見せ方が上手いなあ・・・とか



本物が描く背中だなあ・・・とか、
スタッフの狙い通り、キャッチーな部分で見ていたのですが・・・



この絵を見て考えが一変します。



ふと、変わったカットだな、と思って一時停止し、そのクオリティーに感心することしばし。

一見、なんて事ない絵のようですが、良く見ると厚手のスカートの生地感とか、
お尻の上半分まで乗っかった感じとか、中で動くお尻で微妙によじれる感じとか。
巧みに表現されています。


ストーリー的には特に意味のないカットなのですが、
こういう絵をわざわざ入れてくるなんて変わってるなあ〜と感じました。

山道を歩いています。という視聴者への注意項目からは外れるレイアウトだからです。

ああ、こういう子居るよねえ・・・て思います。

てくてく山道を歩いていると、隣の人が歩いている姿をぼんやりと眺めたりします。


歩くってこういう事だよなあなんて、思っていたら・・・



「はい、正解。」「こんな感じでしょ?」 ていうような、カットが続けてやって来ました。

何となくではなく、確信犯でした。歩いている服(中身あり)をリアルに描き、その違いを表現していました。

そこに居る。という臨場感のあるロケーションを把握していないと、こういうカットは出てきません。

これだけで、このアニメの質の高さが分かります。


事前にロケかなんかしたついでにビデオに写ったものを、たまたま描いたのかもしれません。でも
このアニメは、「歩く」という動きそのものを表現する姿勢があるという事が分かるのです。

萌えも大事ですが、質も大事です。絵を描くということは作業ではなく、表現なのです。




そして、このアニメを好きになった理由のもう一つがこちら。
エンディングでのここなちゃん。



仲間と手と手を繋ぐシーンですが・・・ここなちゃんの手を見てください。
他の子同士では手首を掴んでいますが、ここなちゃんは指で繋がっています。



これは・・・長さが足りないからですねw

こんなもの、描いてしまえばどうにでもなるものを、わざわざ対策を作ってくるとか、
どんな行き届いた作画だよ。て感じました。

もしも、これが必然で描かれたというのなら、原画マンのスケール感に脱帽です。
しかし、皆で輪になる。というありきたりな演出の中でちゃんと注力し、バランスをとるべく、
こうあるべき。と変更されたとしたら・・・すばらしい作画だといえます。




そして、この口・・・w



人間ならとても耐えられない萌えインパクトです。

一発でここなちゃんのファンになってしまいますね。

ふみえーもここでモデリングを始めてしまったわけでして・・・。



前置きが長くなりましたが、そういう流れでヤマノススメファン、ここなちゃんファンになったわけです。




モデリングをメタセコイアで行います。

ヤマノススメの作画は非常に難しく、
記号化したアイテムを並べるだけでは成立しません。

まあ、どんなキャラクターでも「雰囲気」というのはありますが、
特にここなちゃんは難しいと思います。

最初はこんな感じからスタートです。



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