足の組み立てです。



足は強度が必要なので、見えない所はがっつり折線を入れておきます。



続いて、レッグウォーマー。



これもパーツが細かい部分ですが、根気良く折り線指示の通りに折って行きます。

この辺は折り線を省略すると、決められた形にならなくなるので、注意しましょう。



あんまり面白くないパーツなんですが、ヨレヨレの感じを出す為には理詰めで作られないと駄目なのです。



足首から先のパーツです。



ここで注意しなければならないのは、足首をつける前に先にレッグウォーマを先に
挟んでおかなければならない事です。

先に足首を付けてしまうと、レッグウォーマーを差し込めなくなります。

足首の糊しろの突き出しが少ないので、ちょっと細かい作業になりますが、
レッグウォーマーを上に押しやって作業すれば大丈夫だと思います。



無事、付きました。

見えない所なので、無理やり表面に補強材を貼り付けたりしています。

今更言ってもしょうがないですが、左右のパーツの付け間違いはありませんね・・・？



さて、靴底です。

ここの部分はダウンロードされた展開図とは写真が違っています。

靴底の凸凹を作ること自体は同じなので、やるしかないんですが、
写真を参考にしながらなんとなく靴まで作ってください。



展開図では、この伸びた帯は靴底ではなくて、靴のつま先に付いています。

その方が組み立てしやすいと思います。



このゲジゲジの展開図の意味が分かった途端、「こんなの出来るかよ！」て
思うかも知れませんが、理屈に従って淡々と作業すれば、意外とあっさり出来るモンです。



ふみえーも最初は、「やべえ」て思いましたけど・・・

靴はつま先部分から作って行きます。靴底と合体して、かかと部分は閉じずに開けておきます。
最後に足を入れて履かせるのです。



こんな感じ。

中で足は少し動くので、かかと部分の接着は隙間からピンセットなどで圧着できると思います。



おみあしが出来ました。



徐々に上に伸ばして行きます。腰の部分はパーツの細かい股下から先に付けていきます。

濃い色部分の接着はボンドカスなどで汚れやすいので、注意が必要です。
せっかくのレギンス。つるーんとした感じにキレイに作りたいですよね。



ふともも部分は円柱でペコペコなので、このままだとたわみ易く、ちょっとした事故で
壊れてしまう可能性があります。

（この手のフィギュアはふともも部分を掴んで移動する事が多いので
　なるべく丈夫に作っておいたほうが無難です）

なので、内部に補強をしておきます。

要所に小さな紙を貼り付けてもいいですが、腕に自信のある方は
二重構造で一発、内部に大きな紙を貼り付けて、面の張りを維持します。



こうやって中でプカプカ浮かないような面とりを確認しておいてから、補強用紙を貼り付けます。

難しい場合はティシュを詰めてもいいと思います。
（結構量が入ります。）



ここで我慢できずに例のアレをやってしまいます。

スカートレス姿のここなちゃん

・・・・・・・。

そういえば、写真を撮り忘れていましたが、（またか）　髪の毛も最後まで伸ばしておきましょう。



さて、ひとしきりここなちゃんの痴態を堪能した後は・・・・

レギンスバージョンの要、スカートのフレア部分作成です。

このモデルを作るに当たって、チャレンジしてみようと考えた部分です。



問題は写真から先のフレア表現をどうするか・・・です。

３Ｄモデルでは細かいプリーツ状の形となっていますが、これはフレアスカートのヒラヒラを
アナログ加工で表現する為の布面積確保の手段でした。

試してみて駄目なら、プリーツ（それでも相当折込線を入れる必要がありますが）で済ませてしまっても
かまわないと思います。

しかし、せっかくなら、一度くらいは駄目もとでヒラヒラのフレア表現を目指して加工してみても
良いのではないかと思います。



一応アップで載せておきます。

ふみえーも経験があるわけではありません。・・・なんとなく不規則なような、それでいて
一連の動きが周辺とリンクするような、バラけ方を意識して折っていった結果がこうなった訳です。

裾から根元にかけての線は基本、糊しろの途中では起きないようにしています。
(一部あるけどｗ）

大事なのは、フレアの入り込み部分が一度の折り返しに限らないことや、（複数回入り込む所も作る）
途中で反対側に折り返すような部分を作ることです。



２段目のフレアも作って中に貼り付けます。ここまでランダムに変形させると、ゴワついて
とても糊しろに貼り付けることはできなかったので、２段目は中で適当に接着しています。

あとはシルエットが広がり過ぎないように、ギュっと絞って出来上がり。
複雑な入り込みが表現できるよう、たっぷり布面積をとったつもりでしたが、丁度良かったみたいですね。



うまく股の間に布が入り込むような所を正面に持ってきます。

難しいのは、スカート単体ではバランスが良くても、実際にはポーズよって腰は動いているので、
それによって、見映えが不自然になる可能性もあるということです。

出来る事・やろうとする事が増えると、それに伴って新たなリスクも出てくるものなのです。

今更どうにもなりませんが、ちょっと右への流れが強かったかもしれませんね・・・。



ここなちゃんである事を実現するのが第一のスモックバージョン。

そして、富士登山ここなちゃんの装備・魅力を再現することが目的の登山服バージョン。

お遊び満載のキュートなポーズ、そしてスカートフレアのチャレンジングモデル、レギンスバージョン。




あえて最後に持ってきた実験モデルの結果は・・・・。

どうだ！



うおお、ここなちゃん！



これは確かにここなちゃん！

作ってよかった・・・・。

・・・というわけで、大変気に入ったモデルになりました。レギンスバージョン。



例によって高解像ギャラリーも設置しましたので、がっつり見に行ってやってください。


↓Kokona-leggings　High Definition Gallery！

ここなちゃん　レギンスバージョン　高解像度ギャラリー＜kokona-leggings　Gallery＞







ちょっと難易度の高いペパクラですが、完成時の感動は間違い無し
是非、みなさんも組み立てにチャレンジてみてください。




また次のペパクラで会いましょう。　それでは。


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